【勉強会】構音・嚥下障害の基礎知識と訓練方法
【講師】
あすなろ訪問看護ステーション
言語聴覚士
【実施日】
平成22年7月12日(月曜日)・15日(木曜日)
【会場】
あすなろ訪問看護ステーション西東京
【講義内容】
訪問看護、訪問リハビリテーションを利用される方は、ほとんどが高齢者であり、
高齢者が抱える大きな障害の一つとして、摂食・嚥下障害があります。
しかし、的確な評価、訓練、指導が可能な職種は限られており、
必要とする高齢者に対応しきれていないのが現状です。
また、食事と構音の関連性は強く、摂食・嚥下障害を抱える方は、
構音障害もみられることが多く、意思の疎通が困難となることがあります。
そこで、利用者様の安全な食事摂取やコミュニケーション能力の
改善・維持ができるよう、あすなろ訪問看護ステーション西東京の
言語聴覚士が講師を務めて勉強会を行いました。
主な内容は、発声発語器官、摂食・嚥下に関わる器官の名称と場所、
構音と口唇・舌の位置の関連性、「ぱ」「た」「か」とは?、
簡易評価方法、訓練方法、注意する点についてです。
今回の勉強会は日々の訪問サービスの向上に直接つながり、
利用者様の在宅療養生活をより良いものにしていくことができるものと
なりました。
【参加したスタッフの感想】
●嚥下障害のパターンを理解することで、今後実際の評価・訓練に
役に立ちそう。
●難病の方や高齢者など摂食・嚥下障害のある利用者が多い中で、
今回の勉強会で学んだ知識を日々のサービスにつなげていきたいと思います。
●実際に目の前で起きている症状に対して、それぞれの問題点や
訓練方法が系統立てて理解できるようになりました。