【勉強会】在宅における痰吸引方法と実践
【講師】
あすなろ訪問看護ステーション
看護師
【実施日】
平成22年11月18日(木曜日)
【会場】
あすなろ訪問看護ステーション上石神井
【講義内容】
訪問看護、訪問リハビリテーションを利用される方の高齢化が進む中、
利用者の運動機能を維持し、QOLの向上等を推進する観点から、
在宅医療における訪問リハビリテーションの必要性が高くなっています。
また理学療法士・作業療法士等による痰吸引行為が可能になるなど、リハビリテーションの
専門家として医療現場において果たし得る役割は大きくなってきています。
しかし、「吸引」については高度な技術を要し、充分な技術や知識をもって
臨床で実施する必要があります。
そこで、あすなろ訪問看護ステーションの看護師が講師を務めて、
訪問リハビリテーション時に喀痰等の吸引が必要となる時のために勉強会を行いました。
まずは、医療備品や口腔吸引のやり方など吸引の基礎知識について講義を行い、
その後吸引モデルや模擬痰、吸引器を使って理学療法士・作業療法士等各スタッフに
実際に体験してもらいました。
今回の勉強会は、講義を聞くだけでなく実際に自分達でやってみることにより、
課題も確認でき、日々の訪問サービスの向上につながるものとなりました。
【参加したスタッフの感想】
●見ていると簡単にできそうだが、実際にやると左右の手の力加減等が
難しく今後の課題が認識できました。
●今回の勉強会で痰吸引をやって、利用者様のご家族の大変さが改めて分かりました。
●1回行っただけではすぐできるようにはならないため、
これからこのような勉強会等で多く経験を積み、訪問サービス向上に努めていきたいです。