2018.07.24 鷺宮

『これからの高齢者医療を考える』セミナーに参加しました!

鷺宮OTのNです。

先日、東京医科大学6階講堂で行われた標記のセミナーに参加しました。

3人の先生がそれぞれのテーマでお話をしてくださいました。

一人目は薬剤師の古見先生で、「ポリファーマシーの現状と課題」 というお話です。

ポリファーマシー とは、多剤併用の事で、具体的には5種類以上処方されている場合を指すことが多いようです。
そして、減薬を考慮する際に有用なガイドラインとして 「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」 を紹介していました。
「服薬回数が多いほど、服用されにくくなる」つまり飲み忘れが多くなってしまうようです。

自分の仕事(訪問リハビリ)では、ご利用者様に自主トレメニューを作成することがあるのですが、「自主トレメニューの種類が多いほど、実施されにくくなる」なんてこともあるのかなと思いました。

二人目は木村内科・胃腸内科の木村先生で、「排便管理から考えるこれからの在宅医療」 というお話です。

「経管栄養剤を使用されている方の食物繊維量が足りているか考えてみましょう」「生活時間が規則的であることが、排便を規則的にします」と話されていました。

最後は精神神経科の繁田先生で、「アルツハイマー型認知症の治療とケアで大切なこと」 というお話です。

結語として、

治療やケアの効果を高めるには  自尊感情や自己効力感を維持・向上させることが必要ではないか

とのことでした。

とっても楽しいセミナーでした!

※冒頭の写真はイメージです

 

 

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