”あすなろ訪問看護ステーションに転職するまでの道のり②~転職活動中の訪問看護への思い~”
続きです
転職エージェントの方から、
年収400万Overを目指すなら街のクリニックでは厳しい。
もし、日勤のみで400万overを目指すなら、自由診療のある例えば美容外科とか不妊のクリニック、もしくは訪問看護だ。
という話を聞きました。
結果として、自分が一般大学の時に専攻していた生殖工学の経験を活かせるのではと不妊治療のクリニックを目指す事にしました。
何社か受けましたが、全滅…
選考に落ちた理由を聞くと、「そもそも不妊治療の看護師の経験がない」こと。
未経験歓迎とは謳ってはいたものの、経験者と未経験者が同時に応募されれば経験者を取る傾向にあると言われました。前の病院の考え方や風習を持ち込まれたくなかったり、新しい考えや知識を持つ人員を補充したいと考える経営者もいるとは思いますが、一般的には1から教えるよりある程度の知識や技術を身に付けて仕事が出来る人材が来たほうが育てる方も楽である事は重々承知しています。
また、他の理由として挙げられたのは「新婚だから」。新婚であり、いつ子供ができるか分からない、育ててもすぐ育休産休に入られてしまうのではないかと雇用側は考えるので新婚さんは嫌煙されるようです。
確かに、その考えも分かります。ましてや不妊のクリニックなので、お腹の大きな妊婦の看護師に看護される…中々厳しいものがあるのは想像できます。あるクリニックからは「妊娠したら即退社してもらう」と告げられました。また、別のクリニックからは「不妊クリニックで働くなら、子供ができて大きくなってから働いてもいいのでは」とも告げられました。
新婚の今の状況で不妊クリニックに就職するのは、やはり難しいのかな…と思い不妊クリニックで働く事を断念しました