お薬飲めてますか~?
こんにちは。西東京のメリーです。
昨日は節分でした。
最近は関東でも恵方巻がずいぶんとポピュラーになってきていますね。
我が家でもその流れにのって、昨夜は各自で巻き巻き
恵方巻
にしちゃいました。
さて、先日西東京のステーションでは『服薬支援ロボ』の説明会がありました。
「服薬支援ロボって?」と思われた方が多いと思いますが、文字通り服薬を
支援してくれる機械です。
写真からもおわかりのように、「ロボ」と言っても、あまりロボットらしい雰囲気は
ありません。
イメージとしてはちょっと大きめの家庭用パン焼き器のような・・・?
朝・昼・夕・寝る前 など、1日4回までの内服薬を1週間分セットすることが可能で、
設定した時間に「お薬の時間です」との音声が流れます。
緑の「取り出し」ボタンを押すと1回分のお薬が収納されたプラスチックケースが
出てくる、といった仕組みです。
取り出すまで、いわゆる「スヌーズ機能」的なものが働いて、やはり設定に応じた間、
ひたすらお知らせしてくれます。人感センサーもあり、人が機械の前を通った時に
声を掛けてくれるというおりこうさんです。
また、クラウドを利用して、外部から服薬履歴や残薬の状況などのチェックが
できるそうです。
しかし、スタッフからは色々な問題点・疑問点が出されました。
・朝食後薬を飲まずにスヌーズ機能の時間をすぎてしまい、そのまま昼になったら
次は昼食後薬のお知らせになってしまうの? 昼よりは朝の方が重要な薬が多い
ケースがほとんど・・・
・ピルケースを取り出したものの、そのまま飲まずに忘れてしまわない?
・プラスチックのピルケース、なくしてしまったり、捨ててしまったりしない?
・頓服薬(症状に応じて臨時で内服する薬)が複数種類ある場合はどうするの?
などなど・・・。
そして、やはりサイズがかなり大きい!
家庭にドンと置かれるとやや重圧感あるなぁ・・・。
さらに~、
お値段は12万円!とかなりお高め!
なので、個人向けというよりは、まだ薬局やグループホーム、訪問看護ステーション
などの事業者向けといった感じのようです。
説明に来てくださった日立システムズの方も、まだまだ改善点は色々あり、今後の
製品に活かしたい・・・とおっしゃって下さいましたが、確かにこういう機械が今後
どんどん人に変わって活躍していく時代になっていくんだろうな、という実感はありました。
大事な薬の飲み忘れが多くて困る、遠くに住んでいる親族がきちんと薬を飲めているか
心配・・・などの不安を抱えていらっしゃる方、
一度ホームページなどを覗いてみる価値はありそうですよ。














