認知症地域生活講座に参加しました
鷺宮店 作業療法士のNです。
先日、練馬区役所 多目的会議室で行われた同講座に行って来ました。
講師は、介護老人保健施設 ミレニアム桜台 で働く 作業療法士の 古屋 悟 さんです。
認知症の方や、ご家族に対して、どうしたら良い支援ができるのか?
についてのお話でした。
支障をきたしている生活のしづらさに対して、支援するキーポイントを探すには、、、、
その人がどのような風景を見ていてどのような混乱状態に陥ってるか?
を考えることが必要です
認知症の方の中心的な症状は、、、記憶障害ではなく、、、
関係性の障害
つまり「自分と自分の関係」
「自分と物との関係」
「自分と人との関係」
「自分と時間、場所との関係」
これが崩れている
だから、関係性を作っていく支援をするのだ、
という事でした。
また、講師の勤務する「介護老人保健施設」についての説明もありました。
介護老人保健施設=”老健”
には、病院を退院するが、一人暮らしでちょっと不安という方や、
体力が落ちてきて身の回りのことを一人でやるのが難しくなってきた方などが、リハビリを受けられるサービスがあります。
最後の質疑応答では、実際に認知症の家族を介護している方からの質問に対して、アドバイスも行っていました。
練馬区役所 地下1階ではいろいろな講座が行われているようです。区報でチェックして、また参加してみたいと思います!